ジャンボですがやや小ぶりな適度なサイズのBLシリーズ!スプルース・トップ/ローズウッド・サイドバックのお買い得中古品が入荷!
日本が誇る匠、ヤイリギターが製作する「K.ヤイリ」は1965年にスタートしました。
フォークブーム真っ只中、日本国内で多くのメーカーがアコースティックギターを生産する中、「ギターの本場、アメリカで本物として通用するギターを作りたい。 」という志のもとアメリカに進出、ウエスタン(ドレッドノート)シェイプのYWシリーズを確立した「Alvarez Yairi」ブランドは世界のトップアーティストに使用され、日本製のギターが世界的に認められる礎となりました。
世界的に評価を得たヤイリギターは、次に日本国内のフォークシーンを支えるべく、
1978年にLEOシリーズを発表。ドレッドノートを一回り小さくしたオリジナル・サイズが小柄な日本人にも抱えやすく、バランスの良いサウンドが人気になりました。
その後1992年に、LEOシリーズのコンセプトを受け継いだ“エンジェルシリーズ”が登場、「LO」「RF」タイプを発表、2年後の1994年には「BL」「TF」タイプを発表し、現在に至るまでK.ヤイリの主要モデルとなっております。
「LO」「RF」「TF」が程度の差はあるもののドレッドノートを一回り小さくしたボディシェイプであるのに対し、本モデルの「BL」はジャンボシェイプを採用されている点が大きな特徴です。
ジャンボとはいえ最大ボディ幅は410mmで、Gibson/J-200の432mmほどのボディ幅は無く、最大ボディ厚も115mmで(J-200は122mm)、深いくびれもございますので、大き過ぎる事もなく、そしてまた小さ過ぎる事もない、弾きやすくてパワーも備えたシェイプと言えます。
この「BL」シリーズは1994年の発売後、ロックバンドのボーカリストに重宝されるようになり、サザンオールスターズの桑田佳祐氏やMr.Childrenの桜井和寿氏、そしてTHE YELLOW MONKEYの吉井和哉氏やエレファントカシマシの宮本浩次氏などのトップアーティストが愛用されていました。
桑田佳祐氏は、2002年に自身の専用カスタムモデルをオーダーされています。
本モデルは「BL」のベーシックモデルで、サイド・バックに合板のローズウッドが使用されております。
塗装は艶消しで表面をフラットに仕上げた、クローズドポアフィニッシュ。
2010年製の本器は、キズは多いものの、良く弾きこまれた分ボリュームのある良い鳴りをしております。
キズを気にされない方にはとてもおススメの1本です。
TOP:Solid Spruce
BACK/SIDE:Rosewood Laminate
NECK:Mahogany
FINGER BOARD:Ebony
BRIDGE:Ebony
ナット幅:44mm(実寸)
スケール:645mm
新品メーカー希望小売価格:148,500円(税込)
お問い合わせは
こちらまでお気軽にどうぞ。
ブランド:K.Yairi
状態:B+:通常使用する用途において問題なし
製造年:2010年
付属品:純正ハードケース、オーナーズカード(ご愛用者カードは日付・店名スタンプあり/氏名未記入)
ヘッド・ネック裏・ボディトップ面とサイド面に、キズ・打痕・凹みが多数ございます。
トップ面のブリッジ下方のヤイリロゴ付近には塗装剥げも見受けられます。
木部の割れなど致命的なものはございません。
低フレットの高音弦を中心に、指板表面の摩耗がございます。
フレットにつきましても、低フレットは全体的に、中域フレットは高音弦に減りがございます。減りが顕著なポジションで7割程度の残りがございます。
ネックは入荷時よりほぼ真っすぐの状態を維持しており、トラスロッドも必要以上に回しておりませんが、左右の余裕は確認できております。
現在の12フレット上の弦高は6弦約2.1mm/1弦約1.6mmです。
詳細写真はこちらでご確認願います。
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