今、注目度の高いスモール・ギブソン!伝統あるボディスタイル・L-00の入荷です。

1900年代初頭より数多く発売されてきた”L-Seriesスモール・ボディライン”。
L-00は1930年代に登場し、小柄なボディで弾きやすい上、深胴でスケールは640mmあり、深みのあるしっかりとした音色が特徴です。ブルースプレーヤーやフィンガースタイルプレーヤーに長い間愛用され続けています。
近年では山崎まさよし氏が愛用、注目度が高まっているスモールギターです。
99年にボディシェイプが均一な深胴に変更され、BluesKingの名称で生産されている現行モデルは、反対に浅胴でピックアップが内蔵された仕様になっております。
本器も正式モデル名はBluesKingですが、90年代中期の製造で、現行モデルと違いピックアップなしで、胴厚がネック側からブリッジ側にかけて徐々に深胴になっており、オリジナルL-00を意識したデザインとなっております。
ネックはやや厚みのある3角ネック、テーパーヘッドも再現されております。
当時リミテッドモデルとしてラインナップされ、ヘッドストックのインレイは別時期のモデルには無く、とても印象的です。

ブランド:Gibson
状態:B+:通常使用する用途において問題なし
製造年:1996年
トップ板
材質:スプルース
サイド板
材質:マホガニー
バック板
材質:マホガニー
付属品:純正ハードケース,パイプレンチ

表面板正面左下部分に塗装剥げ・塗装の曇りがございます。
ヘッド角部やヘッド裏の3弦ペグ付近にも塗装剥げが見受けられます。
ブリッジエンドピン穴1弦から6弦にかけてクラックが入っております。
ネック裏少々塗装の白濁が残っております。
ナットはオイルドボーンナットに交換済みです。
ネックはほぼ真っ直ぐでトラスロッドに余裕もございます。
フレットは7割ほど残っております。
写真では分かりにくいですが、12フレット以降の指板にストローク傷が多数あり、ボディ全体に擦り傷が見受けられ、TOP板に塗装上のクラックが多数入っております。それがかえってブルージーな風格を醸し出し始めております。
詳細写真はこちらでご確認願います。
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