日本を代表する名工・松井邦義氏の手工ギター。松井氏ご本人によるオーバーホール済み!
1987年製、松井邦義氏作のクラシックギターが入荷しました。
丁寧な作りで、今や日本人ギター製作家の中でも人気の高い松井氏が、かつて茶位幸信氏の工房から独立して数年後の、まだ若手としてギター作りにまい進されていた頃に製作されたモデルです。
ヨーロッパでも評価を得始めた当時の氏のラインナップの中では、スタンダードクラスとなりますが、やや胴が深く鳴りを重視した設計になっております。
また年数を経て、枯れたサウンドに変化し、引き締まった音色が魅力的です。
入荷後松井氏に直接ギターを診ていただき、修理・オーバーホールを行っていただいておりますので、安心してご使用いただけます。
弦長:650mm
胴上部内幅:約280mm
胴中部内幅:約237mm
胴下部内幅:約364mm
胴厚:97mm〜101.5mm
ナット幅:約52.5mm
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ブランド:Kuniyoshi Matsui
状態:B+:通常使用する用途において問題なし
トップ板 材質:スプルース単板
サイド板 材質:ローズウッド単板
バック板 材質:ローズウッド単板
製造年:1987年
付属品:ハードケース(年代相応のコンディションです)
当店入荷時、ネックがやや順反りしており、指板1弦側端に傷が多数ございましたので、松井邦義氏ご本人の手でオーバーホール(指板修正/フレット交換/その他調整)を行っていただきました。
まだ少し傷の跡の細かいものが残っておりますが、運指に支障はございません。
表面板左下や裏板等に、塗装の劣化が見られます。
ヘッドやボディ全体にわたり、傷が多数見受けられます。
横板・裏板とバーフリング間及びネックヒール部に経年による段差が僅かですが感じられます。
ネック裏にも細かい擦り傷がございますが、気になる打痕・凹みはございません。
ペグもやや軋み音がしますが、調弦に支障はございません。
12フレットの弦高は、6弦が約3.7mm・1弦は約2.8mmです。
詳細写真はこちらでご確認願います。
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